ポリテク火星出張所!

商業高校あがりの行政書士が日商簿記をはじめとして資格支援のためにブログを書いています。

効率的な勉強法~その3~ 試験当日までの計画をしっかり立てて

計画を立てるときは、余裕のある計画を立てましょう。

 例えば、ある参考書の単元が7個あったとします。1単元概ね1日で終わらせよう!という意気込みであっても、予備日を3日程度つけて10日で終了するという目標を立てます。ついつい、計画を最初に立てようとすると、ガチガチな計画書が出来上がったりします。 

そもそも計画なんて立てないで、行き着くままやるんだという方は、小学校の宿題のように最終日で焦ってしまう傾向にあるのではないでしょうか?モチベーションもダダ下がりで、勉強そのものを諦めてしまうかもしれません。

ただの勉強ならそれでも良いのですが、資格取得となれば必ず期限が存在します。計画を立てるときは、丸一日費やしてもいいので、しっかりとした計画を立てたほうがいいと思います。

また、急に熱でダウンしてしまったりとか、計画通りにはなかなか進まないものです。遅れが生じてしまった場合には、その段階で計画を練り直しましょう。

本試験問題を早い段階で取り入れよう

 本試験においては、2時間とか3時間など長い時間を戦い続けます、その中で時間配分がとても重要となります。なので、早い段階で本試験に取り組んでいきましょう。たとえば、3~5パターンの模試を繰り返し行い、必ずその結果を記録しましょう。そのうち合格点に達してきたときに、はじめて新たな問題に挑戦したほうが効率はいいです。 

というのは、不完全であやふやな知識ほど危険なものはないからです。模試を解いて、解答を眺めてハイ、終わり!という勉強法をしている場合、そこでわかったふりして間違った知識が、再度やったときに「そういう風に解いた!」という記憶が邪魔して、また同じ間違いを繰り返すことがよくあります。

わたしも、その経験はたくさんしてきました。自宅での勉強ならまだいいのですが、本試験でこれをやってしまったら、後の祭りです。

特に選択式の問題の場合は、わからない場合は消去法で解いたりなんかしますが、その間違った記憶があるだけで1問落としてしまいます。

不完全な答えを5問持っていくよりは、確実な1問を試験会場に持っていきましょう。