売掛金元帳は、得意先別に売掛金の増減の状況を記録する補助簿です。得意先元帳ともいいます。
また、買掛金元帳は、仕入先別に買掛金の増減の状況を記録する補助簿です。仕入先元帳ともいいます。
どちらも似たような様式のため、ここでは売掛金元帳について説明します。
月日欄には、取引した日付を記入します。
摘要欄には、取引の内容を簡単に書きます。
借方欄は売掛金が増えたとき、貸方欄は売掛金が減ったときにその金額を記入します。
借/貸欄には、売掛金は借方残高なので「借」と記入します。
残高欄には、取引後の金額を記入します。
例)以下の取引を売掛金元帳(アルファマート)に記入しなさい。
4月1日 前月繰越 5,000円
4月9日 アルファマートへB鉛筆100ダース(@100円)を売り上げ、代金は掛けとした。
4月11日 9日に売り上げた商品のうち10ダースが品違いのため返品とした。
4月18日 アルファマートに対する売掛金のうち、7,000円を現金で回収した。
4月23日 アルファマートへHB鉛筆140ダース(@105円)を売り上げ、代金は掛けとした。
*各取引の仕訳*
4月9日 (売掛金)10,000/(売上)10,000
4月11日 (売上)1,000/(売掛金)1,000
4月18日 (現金)7,000/(売掛金)7,000
4月23日 (売掛金)14,700/(売上)14,700