ポリテク火星出張所!

商業高校あがりの行政書士が日商簿記をはじめとして資格支援のためにブログを書いています。

有形固定資産その4~固定資産台帳、差入保証金~

固定資産台帳

固定資産台帳とは、保有している固定資産の状況を管理するための補助簿です。

真正面から問われることはないと思いますが、一応記載内容の把握はしておいた方がいいでしょう。

取得年月日:固定資産を取得した年月日を記入します。

名称:固定資産の名称を記入します。

数量:固定資産の数量を記入します。

耐用年数:固定資産の耐用年数を記入します。

取得原価:固定資産の取得原価(購入代価+付随費用)を記入します。

期首減価償却累計額:期首における減価償却累計額を記入します。

期首帳簿価額:期首における帳簿価額(取得原価ー期首減価償却累計額)を記入します。固定資産の期首における財産価値を表しています。

当期減価償却:当期の減価償却費を記入します。

期末帳簿価額:期末における帳簿価額(期首帳簿価額ー当期減価償却)を記入します。

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差入保証金

 差入保証金とは、事務所や店舗を借りる際の敷金や保証金のことです。退去時には返金されるので、差入保証金(資産)として処理します。

差入保証金は、2019年4月からの新論点となっています。

 

例)事務所の賃貸契約に際し、敷金20,000円を現金で支払った。

(差入保証金)20,000/(現金)20,000