前回、「資格を取っておくべき」とする背景を説明いたしました。
今は履歴書がいらない場所も増えていますが、一般的に再就職を目指すときは、履歴書を提出します。
履歴書の形式は、こんな感じになっています。
年齢、学歴、職歴は、どれも重要ですが、過去に遡って書き換えることはできません。
自分で履歴書の価値を上げるためには、免許・資格欄を増やすしかありません。
だからと言って免許・資格欄に現在持ってるもの、全てを書いても意味がありません。志望の会社に関する免許・資格を記入してください。
特に将棋初段とか趣味で取った資格は特技PR欄に書いてもいいですが、資格欄には書くべきではないでしょう。
そして、自動車免許などのペーパー免許の場合は、注意が必要です。
運転できないのに書いても、履歴書に書いてある以上は運転できるものとして判断されます。いざ、業務に運転が必要になった場合、運転できませんでは採用した側も困ります。もし書くのであれば、面接時にしっかりとその旨を伝えておくべきでしょう。
ちょっと横道に逸れましたが、将来使える資格を働いているうちから身につけておいてください。
例えば、人事異動などにより人間関係が著しく変動し、体調を崩してしまうこともあるかも知れません。家族の都合で、今居る職場を離れなければならないこともあるかも知れません。
人生どんなことがあるかわかりません。自分に保険をかけるつもりで、いつでも辞められる準備をしておくことが、自己防衛になることもあります。
また、前回お話しした通り、将来1つの職業で終えられる人は少なくなると思われますので、そのときのための備えとして自己啓発に努めることはとっても必要なことと思います。